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社長挨拶

「SXFは甘くない。しかし、オリジナルデータに忠実なSXF図面を納めたい。」


これが当社のモットーです。電子納品の最大の関門は、SXF変換です。電子納品の成否は、SXFであると言い切ってもおかしくありません。世間にはたくさんのCADが存在しており、共通のCADフォーマットである「P21」や「SFC」に変換して、定められた要領・基準で納品されなければなりません。国土交通省の場合、「CAD製図基準(案)」に則って、図面を納品することになります。もちろん、CAD上で操作すれば、「P21」や「SFC」は誰にでも簡単に作れます。しかし、その「P21」や「SFC」は大丈夫なのでしょうか。レイヤーの名前だけを合わせれば良いのでしょうか。オリジナルデータで作図されたデータが、そのまま、「P21」や「SFC」に間違いなく反映されているのでしょうか?


私たちは、たくさんの電子納品を作成してきました。その中で、ほとんどの図面が変換ボタンを押しただけではどうしようもないという現実をたくさん見てきました。もちろん、V-nasCADのような専用CADでは、SXFは作りやすいと思います。しかし、お客様が困って私たちに持ち込んでこられるCADは、圧倒的にAutoCADです。AutoCADは汎用CADとしてすばらしいCADですが、電子納品のCADとしては疑問を感じます。しかし、日本でも土木におけるAutoCAD はかなりのシェアがあり、今さら電子納品のためだけにCADに変えるのも困難です。設計を納品するのですから、設計そのものが第一条件です。しかしいくら素晴らしい完全な設計でも、文字化けしていたり、旗揚げの数字が変わってしまったり、データ自体が無くなってしまったり、形が変わってしまったりしたら、どうしようもありません。


当社は、CALS/ECインストラクター・SXF技術者を有し、国土交通省、農林水産省、各地方自治体と、チェックの難易度が違う電子納品に完全対応しています。 もちろん、NEXCO[調査等業務の電子納品要領(案)図面作成編]も完全に対応しています。  私たちは、電子納品の設計図に関わる事は単なる図面の修正作業ではなく、正しい図面を提供する事が正しく業務が行われる事につながり、結果として国民の方々の安全な暮らしを守る事につながる、そういうこだわりを持って仕事をしています!


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